キャバ嬢から経営の道に転身した29歳

とある都心の繁華街にあるキャバクラで10代から働いて、現在はキャバ嬢をあがった29歳の女性の体験談をご紹介します。

彼女がキャバ嬢になるまでのいきさつ

元キャバ嬢の彼女は、高校を卒業後、これといってやりたいことや目標もなく、居酒屋、カラオケボックス、また、ときには派遣などのバイトをして生計をたてていました。
ただうっすら、独立心があり、開業資金があれば、会社かお店か、経営したいなーなどと夢を描いていました。

とあるキャバ嬢との出会い

当時は実家暮らしだったり、同年代の大学生や専門学生と遊ぶぐらいだったので、これと言ってぜいたくな遊びや豪遊などするわけもなく、それはそれで何不自由がなかったそうです。
しかし、たまたま家の近所で遊んでたときに、中学校ぶりに会った同級生と会いました。 その彼女が「キャバ嬢」になっていたのです。

キャバ嬢になると決める

小学生、中学生と同級生だった彼女の印象がガラッとかわっていました。
とくに目立つようなこでもなく、どちらかと言えば、大人しい印象のこが、派手になり、華やかなキャバ嬢になって輝いて見えたのです。
瞬間的に、自分もキャバ嬢になろうと彼女は決めました。
キャバクラで働けば、自分で独立してお店でも経営するための開業資金にできるかもわからない!と。

キャバ嬢求人サイトから探す

行動が早いタイプの彼女は、自宅に帰るとすぐにキャバ嬢募集など求人サイトを探し、応募をしていました。

キャバ嬢の面接に向かう

次の日に2軒のキャバクラの面接が決まり、20時と21時からそれぞれ面接が入り、そのキャバクラに向かいます。
どちらも、彼女の自宅から電車で20分ほどの地元では一番人が集まる繁華街のなかにある大手と呼ばれるグループのキャバクラでした。
経営に興味があった彼女は、このキャバクラを経営するなら開業資金いくらかなー、とかも考えながら行きました。

キャバ嬢として働くキャバクラが決まる

1店舗目に時間より10分早く、19時50分に到着すると、まだお店も開店してない状態でした。
彼女がイメージしていた「たくさんの人でにぎわうキャバクラ」のイメージとは違いましたが、店長さんが面接をしてくれ、親しみやすい中にも、「仕事の意識をしっかりもって働くなら働いてくれ」 と言われ、ここなら自分がキャバ嬢として働けるかもと感じます。
2軒目の面接は断りの電話をいれて、最初に行ったお店で働くことにします。

キャバ嬢・キャバクラの仕事がはじまる

他のバイトはすぐにやめ、キャバクラで日曜日以外、週6勤務をすることにします。

キャバ嬢として働くと

もともと学生時代からかわいいと言われ、明るく、人見知りもしない彼女は、場内指名から入り、本指名やなかには月に何度も豪遊するような「太客」と呼ばれるお客様にもめぐまれ、半年もたつとお店のナンバー3にまでなりました。
感覚も昔とはかわり、自分で独立してなんかしら経営する開業資金をためれるな、などとも思い出しました。

ナンバー1キャバ嬢への壁

このままならすぐナンバー1かな、と簡単にいくほど甘くないのがキャバクラです。 2年、3年と、波はありますが、 よくてナンバー2、多いのがナンバー3、たまにナンバー4が続きます。
2歳年上のナンバー1の先輩キャバ嬢がずっとナンバー1です。

キャバ嬢でナンバーに入ることはすごい

しかし、在籍だけだと100人ぐらい、毎日出勤が25〜30人前後、週末やイベントや周年などの時には更に増えるお店で、ずっとナンバー2、3あたりにいるのはすごいんです。

キャバ嬢のお給料

バイトをしていたころは、毎月15〜18万、 実家暮らしで不自由はしませんでしたが、キャバ嬢をはじめ1ヶ月目は30万、半年後には40万になり、50万以上ある月も増えてきました。

ナンバー1キャバ嬢から

お店で働きはじめて6年か7年がたったころ、突然、営業終わりにご飯行こう、と誘われました。

「ずっとキャバ嬢でいいのか?」

ナンバー1キャバ嬢の先輩は、普段から相談にのってもらったり、仕事のアドバイスをもらったり、ときには厳しく指導してもらったりと憧れのキャバ嬢でした。
が、その日はいつもと少し違う雰囲気だったため、なんだろう、と思っていました。
すると、 「私、実はキャバ嬢やめるんだ。もともと自分でお店を経営するための開業資金をためるためにキャバ嬢やってたんだ。」 と言われ、びっくりしました。

キャバ嬢でい続けることはできない

当たり前なのかもしれませんが、その時、キャバ嬢はずっとはできないんだ、と改めて思いました。
自分も経営するために、開業資金をためようと。

キャバ嬢で開業資金をためてキャバ嬢をあがると決める

そこで、キャバクラでキャバ嬢をやめてからを考え、1年のあいだでとりあえず開業資金として300万を貯金してキャバ嬢をあがろうと決めます。
やると決めたらやるタイプの彼女は、実際にためて、キャバ嬢をあがります。
それまでにも貯金はしていたので、なかなかの額になりました。

キャバ嬢をあがって経営の仕事に

実際に、キャバ嬢をあがることは決めましたか、とくにやりたいこともなかった彼女がたまたま見つけた仕事が、キャバ嬢のためのセットサロンにもなる美容院の経営です。

ずっと通っていたセットサロンが閉店し、たまたま場所もあき、仲良い親友2人、美容師とネイリストと、3人ではじめました。
もちろん、彼女が開業資金の多くを出資し、経営する立場です。

キャバ嬢時代からのキャバ嬢仲間や、親友2人が自分のお客様を連れてきてくれたりと経営もうまくいってます。
おかげで、彼女はずっと付き合っていた彼氏と結婚し、現在は一児の母として、また経営者としてまさにリア充な生活を送っています。