キャバクラ店長がキャバ嬢達のお悩みを、長年の経験からお答え致します。
そんな今日のお悩みは、人見知りのキャバ嬢です。
File.2【人見知りで話すのが苦手です】
実は私キャバクラの店長ですが、大の人見知りでした。
ですので、人見知りの方のお気持ちは痛いほどよく分かります。
実は現役でお仕事されている人気キャバ嬢の中でも、面接時にはとても大人しく、人見知りの方も少なくありませんでした。
ですが、陽気な方よりも、人見知りのキャバ嬢の方が売上が高いこともあります。
人見知りのキャバ嬢でも、相手の気持ちを察してあげたり、場の雰囲気を読むといったことはできるはずです。
それができれば、テンションの高いお客様から、無口であまり口数が多くないお客様まで、幅広く対応できるようになります。
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■質問から会話を膨らませる
人見知りのキャバ嬢さんであれば、自分のことを話すのはなかなか難しいかもしれません。
そんな時は、なるべくお客様に話をしてもらうための質問をするように心がけると良いでしょう。
「今の話、もっと聞かせて欲しい!」
お客様は自分に興味を持ってくれていると思いどんどん話してくれることがあります。
「えー」「へぇー」などの単調な相槌よりも、お客様の話した内容を引用して復唱すると効果が高くなります。
さらに質問を被せていく
「お酒がお好きなんですね!いつもは何を飲んでるんですか?」
というように、一つの答えに対して深く掘る質問を被せると良いですね。
このような、深く掘り下げた質問をすることで、自分の話を理解してくれようとしていると感じてもらえます。
ポイントなのは、相手のことをもっと知りたい!という姿勢です。
自分のことを理解しようとしている姿を見せることで、好感度をあげるきっかけをつくる事ができるでしょう。
■人見知りを武器にする方法
「〇〇です!私実は人見知りなんです・・・」
人見知りのキャバ嬢なら、まずは正直に人見知りであることを伝えると良いでしょう。
というのも、お客様にもいろいろタイプがあるからです。
元気な女の子が好きなお客様もいれば、おしとやかな女の子が好きなお客様もいます。
人見知りを武器にするのであれば、すべてのお客様に気に入られようとすると難しくなります。
自分が人見知りであることを、まずは相手に知ってもらうことで、ピンポイントで自分に合うお客様を探す方が早いかもしれませんね。
■視線や相づちを意識する
「相手の目から視線をそらさず、派手に相づち打って、相手を口説くようにしゃべると相手の気を惹ける」
SONYの創業者の方の有名な言葉です。
目は口ほどに物を言うということわざがあるのですから、視線はとても大切です。
目を見るのが苦手な場合は眉間を見るといい
とはいえ、人見知りのキャバ嬢で、お客様の目を見るのも苦手な場合は、眉間(眉毛の間)を見ることで相手は目を見られていると感じます。
相手の目をみて、「好き」と念じるとナゼか相手に通じて好意が伝わると言われています。
普段から友達と話すときにも、視線を意識するようにすると、お客様の目を見て話すことも慣れていくでしょう。
いろんな種類の相づちを使い分けよう
話すことが苦手であれば、聞き上手になれるように努力してみましょう。
聞き上手になる第一ステップは「相づち」をうつということです。
自分が思っているよりも少しオーバーぎみでも、そこまで不自然にはなりません。
お客様の話しにそっと耳を傾けて、
「うんうん」「そうなんですね」「知らなかったです」といった一言をそえながら相づちをうつだけでも、随分と印象が変わりますよ。
会話の引き出しを増やそう
話し上手になろうとするとハードルが高いので、まずは会話の引き出しを増やすところから始めてみましょう。
話しをすることが苦手な方の多くは、「何を話したらいいか分からない」という方が多いですね。
そういう場合は、毎日ささいなことでも知ろうとすることが大事です。
毎日起きた時にテレビをつけてニュースを見たり、ツイッターやインスタグラムで話題になっているものをチェックするなど、方法はいろいろあります。
どんどんと情報を取り入れることで、自然と言葉が出てくるようになるかもしれません。
まずは、苦にならない「会話の引き出しを増やす」方法を見つけると良いでしょう。